新日本婦人の会 世田谷支部

世田谷区が公共施設 使用料を2割値上げ!

世田谷区は、「行政経営改革推進の基本方針」で「施設の利用者に受益に応じた負担を求める」として、区民利用施設の使用料を2割値上げするとしています。

 区内の区民利用施設は、新婦人の私たちも、チャリテーバザーを始め、支部委員会や学習会の会場として、また班では日常的に班会や班行事、小組活動の会場として、区民との交流に必要不可欠な会場として活用してきています。
 
区は、2008年7月に区民利用施設の使用料を2割値上げしました。さらに来年7月に2割の値上げをしようとしています。この5年間で44%以上の値上げをし、施設によっては使用料が1.5倍や2倍になる施設もあります。一方、区民の生活は大変厳しくなっています。施設使用料値上げは、困ります。区民はもとより、私たちの活動にも区民の自治活動にも大きな影響が出てしまいます。

さらに、認可保育園の保育料の値上げ、区立幼稚園の7保育料値上げ、学童クラブの利用料導入、高齢者の紙おむつ支給・助成の削減などが行われます。(ただ今値上げ反対の請願署名を準備中です)

【値上げの対象施設】

区民集会施設
区民会館、区民センター、地区会館、区民集会所
男女共同参画センター
文化施設
分科生活情報センター、美術館区民ギャラリー
(別館含む)・講堂
高齢者施設
敬老会館、高齢者集会所(一般開放)、ふれあいの家(一般開放)、ふじみ荘
体育施設
総合運動場、二子玉川緑地運動場、大蔵第2運動場、千歳温水プール、地域体育館、地区体育室
講演ない施設
学校開放施設
(プール4施設など)
教育関連施設
陶芸室(陶芸窯室)
郷土資料館

領土問題「尖閣諸島・竹島問題について」

 

「どちらの言っていることが本当なの?と思っていましたが良くわかりました!」と参加者のみなさんの感想でした。以下、講師・石井耕太氏のお話をQ&Aにまとめてみました。ご希望の方は、支部に資料がありますので申し出てください。

Q
どの国の領土かは何によって決まるの?
A
領土の領有は、「先占」、「主権の継続的で平和的な発現」が要件で決まります。

※「先占」の国際法上の条件は、下記の3点が重要な要件です。

  1. 占有の対象が無主の地であること。
  2. 国家による領有の意思表示をすること。
  3. 国家による実効的な支配があること。

「主権の継続的で平和的な発現」とは、この領有に対して歴史的に異議が唱えられてこなかったこと。相手国の占有の事実を知りながら、反対の意思表示をしなかった場合は領有を黙認したとみなされます。

Q
尖閣諸島については、どうだったの?
A
尖閣諸島は、1895年1月14日に日本が領有を宣言し、その後も実行支配して来ました。日本政府は、1896年に古賀辰四郎氏に尖閣4島を無料で貸すことを許可、最盛期には200人近くが住んでいました。
1919年には、魚釣島付近で遭難した中国漁民を住民が救助、中華民国長崎駐在領事からの感謝状には「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣諸島」と書かれていました。これを持っても、中国側は、尖閣諸島は、日本の領土と認めていたことがわかります。
解決するためには、日本政府が、歴史的にも国際法上も明確な根拠があることを、国際社会と中国政府に対して、理を尽くして主張することです。
Q
竹島については、どうですか?
A
竹島は、竹島でアシカ猟をしていた中井洋三郎氏が「貸し下げ願い」を出した事を受けて、1905年に日本が領有を宣言しました。その後、1952年まで、日本の領有宣言にはどこからも異論が出されませんでした。
1952年1月に韓国政府は、「李承晩ライン」(※) を一方的に設定し、竹島をこの中に取り込んで韓国領である都市、「独島(竹島のこと)は歴史上完全な韓国領土であり、日本はこれを奪った」と主張し続けている。しかし、これには、歴史的にも国際法上も根拠はありません。
Q
1951年のサンフランシスコ平和条約で竹島が韓国領になったと主張する人も?
A
サンフランシスコ平和条約は、竹島の帰属については何も定めていません。
日本が竹島の領有権を主張することには歴史的な根拠がありますが、日本が領有宣言を行った1905年は、日本が韓国を植民地化する過程が進んでおり、韓国は外交権を奪われていたため、異議を申し立てる条件がなかったという問題があります。
日本政府は、韓国併合=植民地支配を不法と認めていません。韓国国民の側からは、この問題が「侵略の象徴」となってしまっています。問題の解決は、日本政府が植民地支配の不法性、誤りを認め、その土台の上に協議を呼びかければ、歴史に基づく冷静な話し合いが可能になり解決の展望があります。

三軒茶屋班 第2回 ボランティア公演

三軒茶屋班1

7月23日(月)午後、ひばりデイサービスセンター(三軒茶屋2丁目)を訪問し、昨年に続き、朗読&コーラス小組でボランティア公演を行いました。

こじんまりとした部屋に30人ほどの参加で、マイク無しでも聞こえたようでホッとしました。一時間10分ほどでしたが「また、来てください」と声がかかりました。

担当職員の方でしょうか、始めから終わりまでじっと聞いて下さった方から、「題材はどうやって見つけるのですか?」と問われました。「みんなで持ち寄って練習していますが、その中から、楽しいもの、聞いて下さる方に合わせたものを選びました」と答えました。聞いているみなさんの表情が楽しそうだと思われたのかも知れません。良かったですね! 参加者は、朗読7名、コーラス6名。班は、朗読もコーラスももっとメンバーを増やしたいと8月、広報掲示板にポスターを貼り、会委員募集をしています。早速、コーラスとヨガの問い合わせがありました。

三軒茶屋班2

とどろき班 核兵器廃絶の宣伝・署名行動報告

とどろき 署名

7月28日(土)午前10時半~11時半 とどろき駅前。
私たち新日本婦人の会は、「核戦争から女性と子どもの命を守る」事を会の目的の一つとして活動しています。
広島と長崎に原爆が投下されてから67年。
今年も8月6日、9日が近付いてまいりました。
被爆者の高齢化が進むなか、悲願の核兵器廃絶を一日も早く実現するために「核兵器全面禁止のアピール」というこの署名の重要性を増しています。
ぜひ足を止めて、署名にご協力ください。と訴えました。「原爆投下直後、軍隊で広島に入った父親も仲間も全員癌で亡くなりました」と女性が署名に。

  • 参加者7名
  • 集まった署名16筆
  • 元絵手紙会員から冷たい飲み物の差し入れがありました。炎天下の暑い中、本当に皆さん、頑張っておられ、お疲れ様です。

とどろき 署名2

消費税増税ノーの署名 三軒茶屋

消費税増税法案廃案に!

「暑いのにご苦労様です。年金が下がっているのに消費税が上がったら大変です!」
「もう決まったのにやるのかい、 諦めないでやるか! それじゃあ、私も書くよ!」

 鰻のぼりに気温が上がる7月25日(水)の三軒茶屋駅頭の11時、3ブロックで、消費税増税ノーの署名を町の人々に訴えました。汗を引きふき、「こんな暑いときにご苦労様ですね。」と署名に主婦や若い人が署名をしてくれました。若い女性は、「私は野田に言いたい。増税する前に、戦闘機の購入費などの莫大な軍事費の削減、収束のつかない原発の廃止があるのでは。その経費の説明なしの増税は納得できません。」と書いて提出してくれました。
 余りの暑さに時間を30分に切り上げての行動でしたが、参加者7名、署名は32筆 、新婦人しんぶんは、購読の案内もつけて34部配布。戻ってきて受け取る女性もいて嬉しかったです。

署名 三軒茶屋

農民連食品分析センター見学会

農民連食品分析センター所長 八田純人さんのお話と分析センター内の分析器の見学をして来ました。

 昨年の福島原発事故は、人々から故郷を奪い、海や山、田畑を放射能で汚染しました。
 農民連食品分析センターは、「食と農の放射能汚染対策」として放射能分析に対応する事を決め、全国に募金を訴えました。新婦人も取り組みましたが、多くの団体や個人から協力募金が寄せられ、装置を購入することができました。そして、4月から、待望のゲルマニューム半導体分析装置をフランスから購入し、分析が行われています。

 私たちが毎日食する、産直米・野菜の検査もここで行われています。「なんだか覚えにくい名前だけれど、どんな機械かしら?」「放射線量を測るのは、どんな方法で?」「とにかく、見て・聞いて・学んでみたい」と13人が集まり、賑やかに地下鉄を乗り継ぎ見学に行って来ました。

ゲルマニューム半導体検出器

    他の放射線検出器に比べエネルギー分解能に極めて優れているため、放射線のもつエネルギーを精密に測定できる。一種類の検出に、約1時間は必要。

シンチレーション検出器

    こちらは2台ありました。ゲルマニューム半導体より解析が低くなりますが大活躍をしています。

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