子どもたちの未来のために 戦争のない世界を！
東日本大震災から5カ月目を迎えた8月15日、65回目の終戦の日と旧暦のお盆を迎えました。
家族や家、お墓を流され不自由な暮らしの中、悲しみを新にされた被災者のみなさまに心か
らお見舞いを申し上げます。
新婦人は、1962年10月19日の創立以来半世紀、「すべての核兵器をなくそう」と「憲法9条を守りましょう」の二つの運動を続けてきました。2003年には、国連の経済社会理事会の特別協議を持つNGO（費政府組織）として正式に認証され、国連の会議にも代表を送っています。世界の女性達と交流、連帯を広げています。
「核兵器と人類は共存できない」「ノーモア・広島」「ノーモア・長崎」。被爆者を再びつくらない運動を50年続けてきましたが、3・11の東日本大震災後の東電福島第一原発事故による放射能汚染の被害は、日本に3度目の被害者を生んでしまいました。放射能を地球上にまきちらし、日本は、核兵器の被害者から加害者に、なってしまいました。
「人類と共存出来ない核を持つ原発は、無くして自然エネルギーに転換して行きましょう！」と町角で訴えると通行人の方々が次々と立ち止まり、「本当にそうですね」と積極的に署名に応じてくれます。世田谷の町のみなさんとの共同で、「核兵器も・原発もない」未来を子どもたちに一日も早く手渡したい。
